石橋楽器店
HAMMOND ハモンド / SK2 ステージキーボード(SK-2)
商品説明
●キーボーディストのためのSPECIALな相棒独立したオルガン・セクションとピアノなどのエクストラボイス・セクション、レイヤー可能な2系統の音源を搭載。ジャズやロックなど、バンドの中で必要とされる鍵盤楽器(エレキ/アコースティック)のサウンドを網羅しました。
■ オルガン・セクション
トー
ンホイール・オルガンには仮想トーンホイール方式を、トランジスタ・オルガンには波形合成方式を採用し、それぞれのモデルに最適な音質と操作性を実現しま
した。更に荘厳なパイプオルガンも装備。コンボ演奏から礼拝まで、オルガンサウンドが必要なあらゆる用途に対応します。
トーンホイール トーンホイールによって発振するハモンドオルガン固有のオルガンサウンドです。
BType1 | B-3/C-3に代表される伝統的なハモンドオルガンのサウンドです。 |
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BType2 | BType1よりもホイールの回転ムラやリーケージノイズを多く含むサウンドです。 |
Mellow | トーンホイールの生産終了後、電子化により理想的な正弦波を有するハモンドオルガンのサウンド。(LSIを使用したConcordやX-66など) |
トランジスタ トランジスタ回路を使って作られたコンボオルガンのサウンドです。
Vx | VOX(ヴォックス)のコンチネンタルに代表される三角波と方形波をいくつかのフッテージで組み合わせるタイプ |
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Farf | Farfisa(ファルフィッサ) に代表される複数のフィルターを通った音声波形をタブレットスイッチで組み合わせるタイプ |
パイプ ハモンドオルガンの原型でもあるパイプオルガンのサウンドです。
Pipe | リコーダーと同じ発音原理を持つフルー管と金属製のリードを鳴らすリード管、形状や材質の異なる複数のパイプをストップというスイッチで組み合わせています。 |
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■ エクストラボイス・セクション
ピ
アノ、エレクトリック・ピアノ、クラビといった鍵盤楽器のサウンドはエクストラボイス・セクションとして用意。専用ボタンで音色の選択も簡単です。コード
指定と単音の演奏で重厚なウインド・アンサンブルを手軽に実現できるプロコード機能や、音色を入れ替えることができるライブラリー領域も用意されていま
す。
A.PIANO | コンサート・グランド・ピアノのサウンド。 |
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E.PIANO | Rhodes(ローズ)やWurlitzer(ウーリッツァー)などに代表されるエレピのサウンド。 |
KEYBOARD | ハープシコードやアコーディオン、Clav(クラビネット)などのキーボードサウンド。 |
WIND | フルート、トランペット、トロンボーン、サックスなど管楽器のサウンド。 |
OTHER | グロッケン、ビブラフォンの他、SOLINA(ソリーナ)のストリングスサウンドやPad系、Lead系のサウンド。 |
LIBRARY | Vox Jaguar(ヴォックス・ジャガー)のオルガンサウンド。 |
プロコード機能
エ
クストラボイスのインストゥルメントのうち、いくつかには「プロコード」機能が設定されています。これはブラスセクションなどで聞かれるハーモニーを鍵盤
で簡単に演奏できるようにするためのものです。このインストゥルメントをUPPER パートにアロケートし、LOWER 鍵盤で和音を押さえ、UPPER
鍵盤で単音を演奏すると、ハーモニーを伴ったメロディが得られます。
●ハモンドオルガンの伝統を継承
オ
ルガン・セクションにはスキャナービブラートやレスリースピーカーをシミュレートしたDSPエフェクトを搭載しました。単なる音程変化に留まらないビブ
ラートやコーラス、2つのローターの回転感がリアルなレスリー効果によって、音づくりの幅が広がります。ビブラートは各パート独立してオン/オフ可能で
す。
■ ドローバー
オルガンのサ
ウンドメイクをするのが9本のドローバー。パイプオルガンのストップが原型となっています。9本のドローバーを9段階に引き出すから音の組み合わせは9の
9乗、約2億5300万種類もの音色を作り出すのです。この仕組みは最初にハモンドオルガンが作られた1934年から変わることなく現在に受け継がれてい
ます。
基音となるのは8’ (8フィート) の白いドローバー。4’、2、’1’の白いドローバーには8’ の第2、第4、第8倍音が、2
2/3’、13/5’、1 1/3’の黒いドローバーには8’ の第3、第5、第6倍音が割り当てられています。茶色のドローバー16’ は8’
のオクターブ下の音で5 1/3’ は16’
の第3倍音になります。これらの倍音を組み合わせることでハモンドオルガンの豊かなサウンドは生まれるのです。
オルガンにはUPPER(アパー)、LOWER(ロワー)、PEDAL(ペダル)、3つのパートがあります。SK1はキーボードをスプリットしてMIDIペダルボードを増設、SK2はペダルキーボードを増設することでオルガン本来のパフォーマンスを発揮します。
■ パーカッション
“コ
ツッ”という減衰音が発音時に加わることでハモンドオルガン独特の歯切れの良いアタック感を与えています。パーカッションには第2倍音(4’
の音)が鳴るSECONDと第3倍音(2 2/3’
の音)が鳴るTHIRDがあり、FASTスイッチで減衰の長さ、SOFTスイッチで音の強さを変更します。
■ ビブラート&コーラス
数
種類のフィルター回路によって位相を変化させ、周期的に音程を変化させるスキャナービブラートは1945年に発明されました。V1→V2→V3と数字が大
きくなるほど音の揺らぎが大きくなります。コーラスはビブラートをかけた音に原音をミックスすることで華やかで厚みのある音になります。これらの操作は
アッパー、ロワー独立してかけることができます。
■ レスリー
ハ
モンドオルガンの演奏に欠かすことができないのがレスリースピーカーです。高音側のホーンローターと低音側のバスローター、2つのローターを回転させるこ
とでドップラー効果を得ることができます。ゆっくり回っている状態をSLOW、速く回っている状態をFASTと呼びます。
SK1/SK2のSTOP、FASTのスイッチで接続したレスリースピーカーの回転を制御できますが、レスリースピーカーに接続していないときは内蔵のレスリーシミュレータが働きレスリー効果を得ることができます。
ま
た、レスリースピーカーには回転するロータリーチャンネル以外に通常の固定スピーカーのステーショナリーチャンネルを持つものがあります。
SK1/SK2のバイパススイッチは本体のSTOP、FASTのスイッチの状態にかかわらず、ステーショナリーチャンネルから出力するときに使用します。
■ オートパン(Auto Pan)
オートパンは定位を周期的に変化させるエフェクトです。モノラル接続や、レスリーエフェクトを使用している場合は正しい効果が得られません。
■ ワウワウ(Wah-Wah)
ワウワウはその語感の通り、周波数特性を動的に変化させるエフェクトです。
■ リングモジュレータ(Ring Mod)
リングモジュレータは原音を内蔵の発振器で振幅変調して和と差の周波数を作り出し、金属的なサウンドが得られるエフェクトです。
■ フェイザー(Phaser)
フェイザーは原音に対し周期的に位相がずれた音を加え、爽やかな動きのあるサウンドが得られるエフェクトです。
■ フランジャー(Flanger)
フランジャーは原音に対し周期的に遅れた音を加え、うねりのあるサウンドが得られるエフェクトです。
■ コーラス(Chorus)
コーラスは原音に対しビブラートを施した音を加え、厚みのあるサウンドが得られるエフェクトです。
■ ディレイ(Delay)
ディレイは原音に遅れた音を加え、やまびこのようなサウンドが得られるエフェクトです。
■ リバーブ(Reverb)
コンサートホールで演奏しているような残響効果を得られるリバーブは、オルガン・セクション、エクストラボイス・セクション共通にかかります。
■ マスターイコライザー(Equalizer)
演
奏する会場や音響機器によって音質は異なります。いつも良い演奏環境が得られるとは限りません。低音がうなる「ブーミー」な部屋や、高音が聞こえづらい劣
化したスピーカーは誰もが経験する事象です。マスターイコライザーを使うことで、パッチの内容を書き換えることなく一時的に音質を補正することができま
す。
BASS | 低音の音量を調節します。100H z 以下を±9dB で加減でき、中央で平坦な特性になります。 |
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MID FREQENCY | 中音の「どの高さを調節するか」を設定します。250Hz から3.1kHzの範囲で変化させることができます。 |
MID GAIN | 中音の音量を調節します。MID FREQENCYつまみで設定した周波数を中心に加減でき、中央で平坦な特性になります。 |
TREBLE | 高音の音量を調節します。8.0kHz 以上を±9dB で加減でき、中央で平坦な特性になります。 |
●多様なプレイスタイルに対応
■ パッチとフェイバリット
100種類のセッティングを記憶可能な「パッチ」に加え、ライブのプログラムに合わせて10種類のパッチをワンタッチで呼び出すことができる「フェイバリット」も装備しました。
■ MIDIマスターキーボードとして
本機をMIDIマスターキーボードとして使用できるエクスターナルゾーンを搭載しました。
■ ペダルサステイン
通常、ペダル鍵盤から足を離すと即座に音は止まりますが、ペダル鍵盤から足を離した際にゆっくりと音が減衰させ、ベースのフレーズをスムーズにすることができます。
■ スプリット
LOWER 鍵盤で演奏した最低音を使って、ペダルパートを共に演奏することができます。
■ マニュアルベース
SK1 は1 段鍵盤で普段はUPPER として動作しますが、鍵盤を分割して左側をLOWER、右側をUPPER として使用することができます。
■ オクターブ
鍵盤を分割すると、発音する音域が希望とは異なることがあります。そこで、鍵盤と実際に発音する音域とを1 オクターブ単位で移動します。
■ ロワートゥペダル(LOWER to PEDAL)※SK2のみ
ペダル鍵盤を使ってPEDAL パートとLOWER パートをユニゾン演奏します。
■ トランスポーズ
弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や声の高さに調性を合わせることができます。
■ ミュージックプレイヤーとして
USBフラッシュメモリーに記録したWAV/MP3形式のオーディオファイルを再生できるミュージックプレイヤーを搭載。ワンマン・バンドの伴奏や、模範演奏を聞きながらの練習に活躍します。
●軽い、小さい・・・だから、持てる、運べる
SK1は本体重量7kg、SK2は本体重量16kg。自室から練習スタジオやステージへの移動が容易な小型軽量設計です。SK2では背面にハンドホールを装備し、簡易な移動は2段鍵盤ながら片腕で行えます。
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