2025年12月18日木曜日

【ヨーロッパ】【フランス】2025年12月24日(水)16時30分から12月28日(日)まで、フランスを含むユーロ圏約20か国で通常の銀行振込(SEPAなど)が停止。



【ヨーロッパ】【フランス】2025年12月24日(水)16時30分から12月28日(日)まで、フランスを含むユーロ圏約20か国で通常の銀行振込(SEPAなど)が停止。

【journaldeleconomie.fr】Pendant 4 jours, plus aucun virement bancaire ne passera en France : salaires compris
https://www.journaldeleconomie.fr/pendant-4-jours-plus-aucun-virement-bancaire-ne-passera-en-france-salaires-compris/

Les dates clés pendant ces jours de blocage sont :

le 25 décembre (Noël)

le 26 décembre (lendemain de Noël)

le week-end des 27 et 28 décembre

2025年12月24日(水)16時30分から12月28日(日)まで、フランスを含むユーロ圏約20か国で通常の銀行振込(SEPAなど)が停止。

再開は12月29日(月)。

■理由

欧州中央銀行La Banque centrale européenne (BCE)(ECB)が管理する決済システム Target2 の年末休止によるもの。

休止は毎年恒例で、クリスマスや年末年始の祝日に合わせて行われる。

■影響範囲

給与や年金などの重要な振込も対象。

SEPA振込は停止されるが、即時振込(TIPS) は稼働し続け、最大10万ユーロまで24時間利用可能。

同一銀行内の振込(例:Crédit Agricoleクレディ・アグリコル内の口座間)は影響なし。

■対象銀行 Crédit Agricole, le CIC, la Société Générale,la Banque Populaire クレディ・アグリコル、CIC、ソシエテ・ジェネラル、バンク・ポピュレールなど主要銀行が影響を受ける。

■利用者への注意点

給与や重要な支払いは休止前に手続きする必要がある。

ドイツやイタリアなど他のユーロ圏諸国も同様に影響を受ける。

■追加の休止日 2026年1月1日(元日)もシステム停止予定。

クリスマス休暇中は通常の銀行振込が4日間完全に止まるため、事前の準備が必須



【フランス】年末の銀行振込の一時停止について



【service-public.gouv.fr】Les virements bancaires seront-ils momentanément bloqués à la fin du mois ?
https://www.service-public.gouv.fr/particuliers/actualites/A18700?xtor=EPR-100

年末の銀行振込の一時停止について

欧州の決済システムの休止日 銀行間の標準的な振込は、欧州中央銀行が運営する決済システム(TARGET2)が休止する日に処理されない。クリスマスや週末はその代表例。つまり「銀行が休んでいるから」ではなく、欧州全体の決済インフラがない止まるために振込が遅れるという事。

ボクシング・デーの影響 12月26日はイギリスやカナダなど英語圏で祝われる「Boxing Day」。フランスでは祝日ではありませんが、欧州の決済システムはこの日も休止するため、フランス国内の振込にも影響する。

即時振込の普及と無料化 2025年1月から、フランスのすべての銀行で即時振込(virement instantané)が無料に。これにより、年末のような休止期間でも24時間365日送金が可能になり、従来の「数日待たされる」不便さが大幅に解消。

2026年の特別休止日 来年は通常の週末に加え、以下の日も標準振込が止まる:

1月1日(元日)

4月3日(聖金曜日)

4月6日(復活祭翌日の月曜日)

5月1日(労働の日)

12月25日(クリスマス) こうした「銀行休止カレンダー」は毎年公表され、国際的な祝日が組み込まれているのが特徴。

内部振込は影響なし 同じ銀行内での振込(例:自分の口座から友人の口座へ、両方が同じ銀行の場合)は、休止日でも通常通り処理される。つまり「銀行間のやり取り」だけが止まる仕組み。