以下、在フランス日本国大使館メールから抜粋
3月31日夜、マクロン大統領がテレビ演説を行い、新型コロナウ イルス感染状況の現状及び新たな措置等について説明を行ったとこ ろ、以下のとおり概要をお知らせします。下記2のとおり、 現在19の県で実施されている規制措置が、4月3日よりフランス 本土の全県に拡大されます。
1 感染状況等
●数週間前から、新たな感染状況に直面している。3月頭から、英 国変異株の感染拡大が加速的に悪化し、仏全土に広がっている。い ずれの地域圏も例外ではない。
●英国変異株は感染力が高く、致死率も高い。健康状態に問題のな い60歳、50歳、更に若い世代も重症化するリスクが高く、昨年 春の感染状況よりも危険な状態。現在重篤者の44%が 65歳以下である。
●こうした状況を受け、フランス政府は3月18日、20近くの県 に対して規制強化を発表した。2週間後の現在、最初の効果が見ら れるものの、加速的な感染拡大を前に、その効果は全く十分ではな い。
●医療機関が新型コロナウィルス以外の治療をできる限り中止する ことなく、より多くの重篤者を受け入れられるよう、今後数日間で 更に重点的に対策を取る。
●現在7千床以上ある重篤者向け病床を、医療分野の学生、定年退 職者、ボランティア等の協力を得て1万床まで増やす。
2 新たな規制措置
●すでに19県で導入されている以下の強化規制措置を本土のすべ ての県において4週間導入する。海外領土・海外県はこの対象とし ない。
●3日(土)夜から開始する。
・19時~6時までの夜間外出禁止
・6時~19時の日中は、10km圏内の移動であれば証明書(a ttestation)なし(住所を証明する書類が必要)・時間 無制限で可能。
・地域圏を超えた移動は、4月5日以降やむを得ない理由がない限 り禁止。
・生活必需品を扱う商店は開店(既に19県において適応されてい るリストのとおり)
●テレワークは組織的に行われ、実施可能な場合は毎回実施される よう呼びかける。
●今週末、復活祭のために地域間を移動することは可能。
●フランス人が海外からフランス国内に入ることは常時認められる 。
●国境労働者の移動を可能な限り容易にすべく、すべてのことを行 う。
●公道・公共空間における集会およびアルコールの摂取に関する監 視を強化する。
●宗教関連行事においても、感染拡大を避けるべく、家族・友人と の集会を控えること。
3 学校
●フランス全土において、保育園、幼稚園・小学校、中学校、高校 (les creches, les ecoles, les colleges et les lycees)を3週間休校にするが、子供達が孤立し学習できな いことがないようにカレンダーを調整する。
●医療従事者等の子弟や困難な状況に置かれている子供たち以外は 、4月5日より1週間、自宅での遠隔授業とする。
●4月12日からは、フランス全土で2週間の春休みとする。
●4月26日からは、幼稚園と小学校(les maternelles et les primaires)の登校が再開され、中学校と高校は遠隔授業 になる。
●中学校と高校は、5月3日より、必要に応じて上限を設けた上で 登校が再開される。
●高等教育機関に関しては、学生本人が希望する場合、引き続き週 1日の授業出席が可能である。
●子供の面倒を見るためにテレワークができない者については、部 分的失業制度の利用が可能である。
4 ワクチン
●本31日、1回目の接種を受けた人数は850万人、2回目の接 種を受けた人数は300万人を超えた。
●ワクチンは2回目の接種後2週間で結果が出始める。事実、80 歳以上の新型コロナウィルス感染による致死率が大きく下がってい る。
●90%が1回目のワクチン接種を行った要介護高齢者施設(EH PAD)では、段階的に元の生活を取り戻しつつある。
●今後数週間で、ワクチンの取得を加速させ、フランスおよび欧州 での生産を加速させていく。他国に依存せずに必要なワクチンを確 保できるよう、大陸ヨーロッパは世界第一のワクチン生産を目指す 。
●ファイザーおよびモデルナのワクチンについて、1700のセン ターが設置されている。
●アストラゼネカおよびジョンソンエンドジョンソンのワクチンは 、すべての一般医、薬剤師、看護師により接種が可能。
●25万人の医療関係者がワクチン接種に従事している。
●55歳以上の肥満、高血圧、糖尿病患者はアストラゼネカのワク チン接種が可能。先週から開始し、今後加速させていく。
●ファイザーとモデルナのワクチンは、70歳以上が接種可能。
●数日前から、ワクチン接種の予約が取れなかった75歳以上には 、医療保険側から電話をし、彼らの予約を行う。並行して、予約の ために特化した電話番号も設置する。
●4月16日以降、60歳から70歳の人を対象とした1回目の予 約受付を開始する。
●5月15日以降、50歳から60歳の人を対象とした1回目の予 約受付を開始する。
●6月中旬以降、50歳未満のすべての人に対し予約受付を開始す る。
●今後夏の終わりまでに、18歳以上のすべてのフランス人がワク チン接種を受けられるようにする。
5 今後の見通し
●5月半ば以降の段階的規制緩和のスケジュールについて、近く発 表する。
●5月半ば以降、文化施設を厳格なルールの下で再開し、条件付き でテラスでの営業を許可する。
●5月半ばから夏にかけての、文化・スポーツ・レジャー関連施設 、イベント会場、カフェ、レストランの段階的な再開に関するスケ ジュールを計画する。
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレ ジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在フランス日本国大使館領事部
電話:01-4888-6200(海外からは +33-1-4888-6200)
メール:consul@ps.mofa.go.jp
1 感染状況等
●数週間前から、新たな感染状況に直面している。3月頭から、英
●英国変異株は感染力が高く、致死率も高い。健康状態に問題のな
●こうした状況を受け、フランス政府は3月18日、20近くの県
●医療機関が新型コロナウィルス以外の治療をできる限り中止する
●現在7千床以上ある重篤者向け病床を、医療分野の学生、定年退
2 新たな規制措置
●すでに19県で導入されている以下の強化規制措置を本土のすべ
●3日(土)夜から開始する。
・19時~6時までの夜間外出禁止
・6時~19時の日中は、10km圏内の移動であれば証明書(a
・地域圏を超えた移動は、4月5日以降やむを得ない理由がない限
・生活必需品を扱う商店は開店(既に19県において適応されてい
●テレワークは組織的に行われ、実施可能な場合は毎回実施される
●今週末、復活祭のために地域間を移動することは可能。
●フランス人が海外からフランス国内に入ることは常時認められる
●国境労働者の移動を可能な限り容易にすべく、すべてのことを行
●公道・公共空間における集会およびアルコールの摂取に関する監
●宗教関連行事においても、感染拡大を避けるべく、家族・友人と
3 学校
●フランス全土において、保育園、幼稚園・小学校、中学校、高校
●医療従事者等の子弟や困難な状況に置かれている子供たち以外は
●4月12日からは、フランス全土で2週間の春休みとする。
●4月26日からは、幼稚園と小学校(les maternelles et les primaires)の登校が再開され、中学校と高校は遠隔授業
●中学校と高校は、5月3日より、必要に応じて上限を設けた上で
●高等教育機関に関しては、学生本人が希望する場合、引き続き週
●子供の面倒を見るためにテレワークができない者については、部
4 ワクチン
●本31日、1回目の接種を受けた人数は850万人、2回目の接
●ワクチンは2回目の接種後2週間で結果が出始める。事実、80
●90%が1回目のワクチン接種を行った要介護高齢者施設(EH
●今後数週間で、ワクチンの取得を加速させ、フランスおよび欧州
●ファイザーおよびモデルナのワクチンについて、1700のセン
●アストラゼネカおよびジョンソンエンドジョンソンのワクチンは
●25万人の医療関係者がワクチン接種に従事している。
●55歳以上の肥満、高血圧、糖尿病患者はアストラゼネカのワク
●ファイザーとモデルナのワクチンは、70歳以上が接種可能。
●数日前から、ワクチン接種の予約が取れなかった75歳以上には
●4月16日以降、60歳から70歳の人を対象とした1回目の予
●5月15日以降、50歳から60歳の人を対象とした1回目の予
●6月中旬以降、50歳未満のすべての人に対し予約受付を開始す
●今後夏の終わりまでに、18歳以上のすべてのフランス人がワク
5 今後の見通し
●5月半ば以降の段階的規制緩和のスケジュールについて、近く発
●5月半ば以降、文化施設を厳格なルールの下で再開し、条件付き
●5月半ばから夏にかけての、文化・スポーツ・レジャー関連施設
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレ
【問い合わせ先】
在フランス日本国大使館領事部
電話:01-4888-6200(海外からは +33-1-4888-6200)
メール:consul@ps.mofa.go.jp
以上、在フランス日本国大使館メールから抜粋
【フランス】Adresse aux Français
https://youtu.be/7llPHrwBxdI
【フランス】Allocution d’Emmanuel Macron: le changement majeur est la fermeture des écoles
https://youtu.be/pIqPuBCaqJ8